PROFILE
2014年入社 中野さん
国際自動車赤坂本社 総務課
「こんな仕事がしたい!」その思いと、真逆の仕事を探してみよう。
現在、総務課でご活躍中の中野さん。まずは2014年の新卒入社、そのキッカケからお聞かせいただけますか?
キャリアのスタートは、三鷹営業所のタクシードライバー。入社のキッカケは、学生時代に参加した合同説明会でした。当時、業界や職種を絞ってはいなかったのですが、ざっくり「営業職じゃないな」思っていたんです。教育系の企業から内定を貰っていたので、その道に進むとばかり。
それが一転、タクシー業界へ。
合同説明会の中でタクシー業界の面白さを知って、一気に考えが変わりました。ただ、「営業職じゃないな」と言っていた割にガツガツ稼ぐタイプの仕事に就いてしまったな、と(笑)。業界や職種、「こんな仕事をしたい!」と悩みながら、就職活動をしている方が多いと思いますが、自分のしたいことと真逆の世界に触れてみることも重要だと思います。現に、私の場合は既に10年近いキャリアになっているので!
未知の業界、思いもしなかったキャリアのスタートとなった中野さんですが、ドライバーとして働き始めてギャップや違和感はありませんでしたか?
特別困ったことはありませんでしたが、就職のタイミングで大阪から上京したので地理的な知識を身に付けるのが大変でしたね。逆に、東京の地理に詳しい方は、その知識が入社後役に立つと思います。また、5年のドライバー経験の中で班長職を経験し、内勤の仕事中心になっていきましたので、当初の「ガツガツ営業」タイプとは異なる仕事に触れることもできました!
会社と弁護士の間の橋渡し役。求められる、日々勉強!
現在、総務課ではどんなお仕事をされているのでしょうか?
総務課の中でも、法務に関する仕事を担当しています。例えば、社内ルールの整備や社内行事の運営など。現行の法律に関する知識が求められますし、その上日々法律は変わります。会社で新しいことを実践しようとする時、その取り組みが法的に問題ないかどうかを判断する必要があるんです。実は私、学生時代は法学部だったんです!この部署への配属になったのは、経歴等を加味した人事があったのかな、と。実際どうなのか、こればかりは分かりませんが(笑)。
確かに、そんな裏話があるのかも(笑)。しかし、学生時代の学びなど、経歴や実績を活かして働くことのできる環境があるのは嬉しいポイントですね。
国際自動車(kmタクシー)では、中途入社のドライバーの方が多くいらっしゃいますが、彼等の多くは前職のキャリアで培ったスキルを活かして働いていますよね。個々人が自らスキルや経歴を活かして働くからこそ、kmタクシーの仕事・ホスピタリティに多様性が生まれます。これがまた、いい循環を生み出しているのだと思います。
とはいえ、法務に関する仕事は弁護士の方に依頼するのでは?
もちろん、弁護士の方へ依頼することが多々あります。ただ、これまでは法律に関することは弁護士の方に依頼して、返ってきた答えのままに実践するという事例が多かったんです。言葉を選ばずに言えば、「放り投げる」状態。そのため、社内に法律についての知識を持った立場を設けて、理解した上で弁護士の方へ依頼するという流れに。弁護士の方の答えを会社として理解した上で実践に繋げる…その橋渡し役として日々の仕事に取り組んでいるんです。
なるほど!その新しい立場を、中野さんが担っているのですね。
そうですね!専門の資格等を取得して、よりスムーズに仕事が進められるようにしたいですね。過去に取得した資格についても、資格を取って終わりにするのではなく、テキストを読み返すようにしています。業務の隙間時間、休憩時間などを使って毎日テキストを読む時間を作るようにしていますよ!
仲間たちとの支え合い。舞台は、営業所の外に?!
ドライバー職から内勤のお仕事へキャリアステップを踏んだ中野さんですが、このタイミングで転職を考えることはなかったんでしょうか?
このタイミングでは、考えませんでしたが…今思えば、班長職をしていた頃、転職を考えた時期がありましたね。仕事が上手くいかず悩んでいたのですが、周りのメンバーに支えられたこともあって、結果的にkmタクシーで働き続ける道を選びました。業務についてのアドバイスはもちろん、精神的なサポートもあるのが、kmタクシーならではの空気感と言いますか。営業所で作り上げている「みんなで頑張る」精神、風土があるんです。
あたたかい雰囲気の営業所だからこそ、お仕事を続けることができたのですね。
まあ、アドバイスをいただけた場所は営業所というか、飲み屋でしたけど(笑)。
なんと、飲み屋が舞台でしたか(笑)。
アドバイスをしたり、精神的なサポートをしたり。先輩・後輩の垣根を超えて。部署を跨いで、飲みに行きます(笑)。営業所から離れて、さまざまな話をする中で一人ひとりの悩みが見えてきたり、時には魅力を発見したり。営業所・部署でのコミュニケーションだけでなく、さまざまな場面でサポートし合っています。これもまた、kmタクシーならではの取り組みの一つかもしれませんね!
本日は貴重なお話をありがとうございました!