運送業からの転職。理由の一つは「お米」?!
大手自動車メーカーの工場で整備を担当していたのですが、親の介護の関係で転職の必要を迫られまして。昼間の時間を空けられる且つ、住まいの近隣地域で完結する仕事を探して、職安(公共職業安定所・ハロー枠)へ行ったんです。その場で紹介していただいたのが飲食チェーン店のルート配送を行うドライバーでした。
介護のための時間を確保するため、労働条件を絞って転職活動。その結果、ドライバー職を選択したのですね。
元々車に関する仕事をしていたので、ドライバー職であればこれまでの経験が活きると思ったんです。転職後は、チェーン店のルート配送を担当していました。内容としては、トラックのドライバーとして都内を周り、食材をチェーン店各店舗に届けるという仕事。思い切ってスタートしたドライバー職でしたが、運転に加えて、荷下ろし等も対応する必要があるので、いわゆる「肉体労働」だったんです。野菜やチルドの食品の運送…というイメージでは、ある程度の重さに感じられますが…お米が重くて。お米20kg を数袋、それが 都内の店舗分。相当身体に響くんです。
その後、家族のサポートのおかげで私が親の介護に専念する必要がなくなり、改めて転職を決意しました。「次はタクシードライバーだな」というのは、もう決めていたんです。
なんと、もうこの段階で次の転職先を絞っていたんですね。タクシー業界の仕事について、知る機会があったんでしょうか?
トラックの運転席から、前を走っているタクシーの料金メーターが見えたんですよ。
「お客さま一人を送り届けて4000円か…。あれ?じゃあ、一日に10人お送りすれば4万円の売上が立つの?!」
と、概算からスタートして、一気に大体の年収まで計算してしまいまして。タクシードライバーは儲かるぞ、と(笑)。ハローワークや企業説明会に行く前に、タクシー業界の魅力に気付いてしまったんです(笑)!
まさかの展開!運転席から気付いてしまった、タクシー業界の好環境。ここで、前田さんの転職がスタートするのですね!
トラックの運転席から見えたモノ。未来が計算できてしまった!
衝撃の理由で始まった転職ですが、その結果無事にタクシードライバーとしてのキャリアが始まったのですね。
はい。トラックドライバーの多くはタクシーのメーター見ていると思いますよ。後部のガラス越しに、見えるんです(笑)。
ちなみに、なぜ国際自動車(kmタクシー)を選択したんでしょうか?
タクシードライバーとして働くことは決めていたですが、どういった流れで入社まで進むべきか迷ったので、ひとまずハローワークへ向かったんです。すると、ハローワークから出てきた方と目が合いまして。どうやら、何かしらの要件でハローワークに用事があったkmタクシーのスタッフ(関係者)だったようなんです。これは運命かな、と思い、その方に話を聞いてみたのがキッカケですね(笑)。
前田さんの転職活動、何から何まで偶然・運命の重なりで驚きです(笑)。そして始まるドライバーとしてのキャリア。実際に働いてみて、いかがでしたか?
実は、入社のタイミングがコロナ禍の時期と重なってしまったんです。そのため、当初計算していた「タクシードライバーは儲かるぞ!」という収入には辿り着けず…。あの頃は、タクシー業界に限らず、どの業界も悩ましい日々を送っていたと思います。ですから、仕方ないと割り切れました。驚いたのは…「コロナ禍で思ったより稼げなかったな」と思った収入が、前職の収入を超えていたこと。これに気付いた時、改めて思ったんです。「タクシードライバーは儲かるぞ!」(笑)
タクシードライバーの展望、その計算は間違っていなかった(笑)!コロナ禍とう逆境を乗り越えながらも、前田さんの転職はひとまず成功という形で進み始めたのですね。
自動的に休肝日がやって来る!健康第一、タクシードライバーのお酒事情。
ただ、「稼げる仕事である理由」が分かり、仕事への向き合い方が大きく変わりました。メーターの数字は、単にお客さまを送り届けることへの対価ではなかったんです。お客さまへの心遣い、ホスピタリティ。「タクシーに乗る」という特別な体験を提供することへの対価だったんです。あの日トラックから見えたメーターの数字には、ドライバーの方の思いも込められていたんです。これは自身がタクシー業界に飛び込んでみて初めて分かった感覚でした。
タクシー業界の仕事は、「送り届ける」だけじゃない。この気付きは、大きなやりがいに繋がるキッカケでもあったんですね。
この4年間、タクシードライバーとしてのスキル向上のため、意識していたことはありますか?
得意な地域を作ってタクシーを走らせるのではなく、敢えて知らない地域を走るように意識しました。東京の地理について知ることで、お客さまの「ここに行きたい」というニーズにお応えするスピードが上がります。最初は苦戦を強いられましたが、回数を重ねる毎に、その経験をお客さまへと還元できるようになりました。逆に言えば、東京の地理に詳しい方はタクシードライバーへの転職後に猛烈なスタートダッシュを切れるということですよね。
確かに。中途入社では前職の知識・スキルを活かして働けるという特権があります。前職での仕事を通して東京の地理についての知識を蓄えたという方はチャンスかも?
前田さんはプライベートの時間との両立はいかがでしょう?
お酒がね…好きなんですよ(笑)
なんと!以前、取材させていただいたドライバーの方から「タクシードライバーは飲酒に気を遣う」というお話を聞きました。思うようにお酒が飲めないのは、辛いのでは…?
それが、丁度いいんですよね。隔日勤務なので、2日分働いて、空け番と公休で2日分休むような形のスケジュール組みが可能なのですが、2日間のうち、1日目は飲酒、2日目は控えることで自動的に休肝日が生まれるんです。健康に配慮しながら、お酒を楽しむ余裕もある。これは、革命的ですよ(笑)。
まさかの「オートマチック休肝日」。前向きな前田さんならではの発想ですね(笑)!しかし、このお酒との向き合い方、刺さる人には刺さるかも…!今後も、前田さんならではの視点で業界の魅力を掘り下げていただけると嬉しいです!
本日は貴重なお話をありがとうございました!
国際自動車をお勧めする理由
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他社より稼げる環境
国際自動車のタクシードライバーの平均年収は業界の中でもトップクラス。転職で収入を下げたくないという方、正社員で高収入をキープできる道が国際自動車にはあるのでご家族も安心です。
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不安を取り除く支援制度
配属後、6ヶ月間は30万円(日勤月給23万円)の給与補償制度がありますので、余裕を持って稼ぐコツを身に付けたり、地理を覚えることができます。
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正社員なのに選べる働き方
ライフスタイルに合わせて、昼間だけ働く日勤、2日分まとめて働く隔日勤務という2つの勤務スタイルから選ぶことができます。
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