元営業職「タクシーは世の中で一番高い乗り物だと思っています」

一組一組に対して誠実に接することで、「kmブランド」のイメージに貢献していきたい

国際自動車（kmタクシー）のタクシードライバーになってから感じるのは、先輩たちが築きあげてきたkmブランドのイメージに賛同してくださっているお客さまがたくさんいるということ。先日も、渋谷のタクシー乗り場で、他社のタクシーに乗らずにわざわざ国際自動車（kmタクシー）のタクシーを選んでくださるお客さまが２名もいらっしゃったんです。
「kmブランドを背負っている」というプレッシャーを感じることもありますが、分からなければ、分からないと正直に言うこともマナーだと思っています。クレームになるかならないか、という話ではなく、それ以前に自然にそういう行動がとれるかどうか。そういう姿勢はお客さまにも伝わりますので、人間力を高めていきたいと思っています。そうやって、一組一組に対して誠実に、自然に、丁寧に接することで、ブランドイメージに貢献していきたいです。

お客さまの反応がダイレクトに伝わってくるのが新鮮。人と人との触れ合いを楽しんでいきたい

私、よくチップを物でいただくことが多くて（笑）。
現場に配属されて2日目、病院までお乗せしたおばあさんから、お支払いの際に福祉券を頂いたことがありました。同じ100円でも、「おつりいいよ」と言われるよりなんだか嬉しかったですね。また、お仕事帰りの方をお送りする際、コンビニに寄る事がよくあるのですが、その際に「はい、コーヒー！頑張ってね！」と差し入れを頂くこともありました。おばあさんから、バナナを頂いたこともあります（笑）。
このボールペンもお客さまから頂いたもので、大切に使っています。

こちらがお客さまから貰ったボールペンだそうです。

お客さまとのお話はとても楽しいですし、こうやって、お客さまの反応がダイレクトに伝わってくることがとても新鮮で、嬉しいです。接客が好きな方には本当に向いている仕事だと思います。これからも、人と人のつながりを実感してもらえるように、楽しみながら仕事をしていきたいと思っています。

タクシーは高級な乗り物。期待されている以上のものを提供していきたい

タクシーを必要とされている方に、タイミングよく出会えた時はとても嬉しいですし、やりがいを感じます。
ものすごい大雪のバレンタインの日に、大塚から「彼女を迎えに行く」という男性をお送りしたことがありました。
その日はバレンタインと合わせて彼女さんの誕生日だったそうで、「電車も動いてないしタクシーもつかまらないし、本当に運転手さんが止まってくれて助かりました！ありがとうございました！」とものすごく感謝してくださいました。他人の幸せを演出できたなと嬉しくなりましたね。

あとは、忘年会シーズンに家族連れのお客さまをお乗せしたことがありました。夜なのに、お子さんがとっても元気で（笑）。お荷物も多く、ベビーカーもありましたので、大変だなあと思い、６階のご自宅まで一緒に運ぶのを手伝いました。すると、帰り際に「どうもありがとう。よかったら食べて」と、パンと麦茶を頂いたんです（笑）。初めてお会いした方から、感謝されるだけでなくご厚意まで頂けて、とても嬉しかったです。
私は、タクシーって世の中で一番高い乗り物だと思っていて、それに見合った、期待以上のサービスを提供していきたいと思っているんです。
接客とは形じゃなくて、どれだけ自分の心を動かして、行動できるかなんですよね。与えるもの、というよりは「自分なりのおもてなしをしよう」という気持ちからくる自発的な行動。その方が充実感も得られるんです。しかも、それが結果的に「こんなことまでしてくれるの！？」とお客さまに喜んでいただけるのですから、嬉しいですよね。

自分の接客スキルが、成果につながる。これからも自分のホスピタリティを試していきたい

サービス業って、薄給で労働時間が長いじゃないですか。「お金以外に得るものがある！」的なキャッチコピーをよく見かけますよね。
でも、タクシードライバーは接客業でありながら、対価ももらえる、非常に頑張りがいのある仕事なんです。頑張れば頑張るほど売上が上がるし、きちんと評価してもらえる。
だからこそ、教わった通りにするのではなく、教わったことをどうアレンジして、どう出していくのかを大切にしています。期待以上のサービスをお客さまに提供していけるよう、これからも、国際自動車（kmタクシー）のホスピタリティを学びながら、どんどんチャレンジしていきたいと思っています！