山本さんはなぜ新卒でタクシードライバーになったのでしょう?
最初はタクシードライバーではなく、教員を目指していたんです。ですが教育実習で、「自分の想像と異なる現実があるな」と感じて色々考えた結果、教員への道を諦めることにしました。
一つの夢を断念して民間企業への就職に切り替えた以上、失敗したくないという思いが強くて、就職活動ではいわゆる「ホワイト企業」を探していたんです。社員のことをしっかりと考えてくれる企業を探していました。教員を諦めたのは、その職業に対する僕の見立てが甘かったせいでもあるので、今度は企業や職業、自分自身についてもしっかりと分析してから就職活動に取り組もうと思っていて、そんなときに役立ったのが国際自動車(kmタクシー)の選考だったんです。
選考が役立ったというと?
国際自動車(kmタクシー)の選考は非常に変わっています。他社の選考やインターンシップは会社が学生を選り分けるためのものという印象があったのですが、国際自動車(kmタクシー)の選考は会社都合ではなく、学生の役に立つ内容がたくさん含まれていました。特に、自分の人生や自分自身のことを考える自己分析や、5年後10年後といった長期的なキャリアを設計していくワーク、先輩社員とのキャリア面談などが非常に有益でした。タクシードライバーに興味は無いという学生でも、ぜひ受けてみてほしいですね。自分を知って、キャリアを真剣に考える良い機会になると思います。
その選考を通してタクシードライバーになりたいという気持ちが芽生えたのでしょうか?
そうですね、「タクシードライバーの仕事はゲームに似ている」と先輩社員から言われたことで興味を持ち始めました。
ゲームに似ている?
実際に乗務を始めてみると、確かにゲームみたいだと思いますよ。自分が今どこにいるかによって走れるエリアが限られてくるので、その時自分の行ける範囲がカードの手札、今までの経験から蓄積された知識が山札というような。
勝つためにはどんなことが必要ですか?
情報と戦略と知識ですかね。日曜日のこの時間帯だったらこのエリアに人が多いという情報を先輩から入手したり、割増料金になる時間までにどこでいくら稼ぐという戦略を練ったり。知識はタクシードライバーとしてのレベルに直結すると思います。
知識を得るためにデータを集めたりも?
しますね!特に入社1年目はゲームに役立つとかは関係なく、どんな人でも記録をつけた方が良いと思いますよ。記録といっても簡単で、自分の売り上げを見て日別と月別の営業収入(売上)をメモしておくだけで良いんです。そうすると月の平均営業収入(売上)が分かります。
どうして記録が必要なのでしょう?
記録をしていないと、仕事じゃなくて単にドライブしている感覚になっちゃうんです。新人のうちはあまり多くのお客さまをお送りできないので、東京の街をひたすら走っているだけになりがちです。たまにお送りできても、慣れていないのでどこかでミスをして落ち込むこともよくあります。それでも記録をつけていれば、金額はそこまで大きくはないけどきちんと稼げているし、徐々に成長していることが実感できるんです。
でも、記録せずにいると給与補償期間中は給与が一定ですから、何も変わっていないうえに、失敗をして叱られたというネガティブな気持ちだけが印象に残ってしまいます。すると、次第にお客さまをお乗せすることが怖くなってしまうんですね。せっかく社会人になったのだから、自分の力でお金を稼ぐ楽しさややりがいを記録することを通して感じた方が良いと思うんです。
なるほど!記録は非常に重要ですね!
慣れてきたら、実車率やキロ単価も記録しておくと良いですよ。自分のその日の状態を金額以外の指標で多面的に見ることも大事です。例えば先月は平均より営業収入(売上)は高かったけど実車率は低かったという場合、単純に喜んでモチベーションを上げるのも良いのですが、「長距離利用のお客さまを偶然お送りしただけだったのかも?実車率を上げるにはどうしたら良いかな?」という振り返りをするのも建設的ですよね。タクシードライバーの仕事は帰庫したらすぐにその日の結果がわかるので、毎回の振り返りが大事だと思います。
まあ、こんな偉そうに言ってますけど、去年の年末に2ヶ月間くらい記録をサボっていたんです。そうしたら給与が減っていたのに、コレだ!という原因が見えなくて。もししっかりと記録していたら、先輩と比較してアドバイスも貰えたのにと悔やむばかりです(笑)。
記録は侮れませんね。
どんな仕事でも最初の3ヶ月間は大変だと思いますが、その3ヶ月を少しでも楽しく乗り切るために記録が役に立つと思います。
山本さんも最初は苦労しましたか?
僕なんて、渋谷でお乗せしたお客さまから「代官山まで」と言われても、分からなかったくらいですから大変でしたよ。主要なエリアの位置感覚や方向くらいは入社前に知っておくと有利かもしれませんね。渋谷のスクランブル交差点で、タクシーの頭が南向きのときに「新宿まで」と言われてすぐに左折できるかどうか。そういうのが最初の関門だと思います。3ヶ月もあれば慣れてきます。先輩にアドバイスを求めれば細かく教えてもらえますし、お客さまも優しく教えてくださいます。アドバイスを実践したり、わからないエリアにも飛び込んでみたりして、自分から行動を起こしていった結果が目に見えると嬉しいですよ。先月、ずっと目標にしていた平均金額を達成することができたときはテンションが上がりました。
おめでとうございます!良かったですね。ではそんな山本さんの今後の目標を教えていただけますか?
さらに目標金額を上に設定して、そのために何が必要かを考えてコツコツ実践していきたいと思います。課題は色々あるので、伸びしろがたくさんあると考えて頑張ります。同時に、サービスの質も上げていきたいですね。接客業なので、心のベクトルは営業収入(売上)ではなく、お客さまに向けなければいけません。お客さまのニーズに応えられるドライバーになっていきたいと思います。
応援しています!山本さん、本日はありがとうございました!
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国際自動車のタクシードライバーの平均年収は業界の中でもトップクラス。転職で収入を下げたくないという方、正社員で高収入をキープできる道が国際自動車にはあるのでご家族も安心です。
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