「ガツガツ稼ぐ」or「安定志向」、どちらの人にも向いてる業界？！新卒入社の女性タクシードライバーが選んだのは、”選択肢が多い”タクシーの世界。

スポーツ系の学びを専攻した学生時代。就職活動の中で選んだのは…

新卒入社で活躍中の能登さん！学生時代はどんな学びを専攻していたんでしょうか？

学生時代はスポーツ系の学びを専攻していました。特に学びを深めたのは、アスリートの方々に寄り添うコーチングなど。運動に関する学びやスポーツに関わる仕事への興味を持ったキッカケは、高校時代に始めたサッカーでした。中学生の頃参加した高校見学で、ぼんやり「サッカー部かっこいいなー」と思って（笑）。丁度女子サッカーが世界で活躍を見せていた時期でしたので、熱を帯びた空気感に誘われたのかもしれません。高校3年間は部活動中心の日々を送っていました。

大学でも、サッカーを続けられたんですか？

いえ、地域のレクリエーションサークル的な物に参加…くらいですね。大学ではアルバイトなど、スポーツ以外のことにもたくさん触れてみたくて。授業終わりで、飲食店でのバイトと学習塾の講師を両立、空き時間は小説を読む…といった穏やかながらアクティブな学生時代を過ごしました（笑）！

学習塾の講師も経験されているんですね！

学生時代の同期の中には教員を目指す人も多かったですね。教員という道ではなくても、トレーナーやコーチなど「指導する」という立場に進むのが、一般的な進路でした。他にはアスリートになる人もいましたね。これもスポーツ系の学部ならではだと思います。私は…特に業界・職種を絞らず就職活動を始めました。

いっそ未知の世界へ飛び込む！安定志向なのに「歩合制」の世界を選んだ理由。

業界・職種を絞らず、広い視野で就職活動をスタート。その心は？

実は学生時代の後半はコロナ禍と被ってしまいまして。大学に足を運ぶ機会が減ってしまったんです。そんな中で、「この講義を受けたからこんな学びを得られた！」…などの大学ならではの学びを得る機会が少なく…。いっそのこと、学生時代の学び＝希望進路と考えるのをやめたんです。安定した仕事であれば、何でもやってみよう！ということで、学生時代の学びと全然関係のない業界・職種の仕事でも、とにかく話を聞いてみるため合同説明会へ参加。ガス会社…建設会社…と、これまで視野に入っていなかった企業の選考を受け続けて、出会ったのが国際自動車（ｋｍタクシー）。もちろん、タクシー業界についての知識は何もなく。

これまた未知の世界。でも、何かが刺さった…？

学生時代は車で大学に通っていたので、運転スキルについての不安はなし。単純に「稼げる」「休みが取れる」というメリットが大きく、その上、総合職へ移るというキャリアステップの選択肢もある。幅広く未来を思い描ける環境が魅力的でした。

魅力的に感じる部分が多かったんですね。逆に、不安に感じる部分は？

なんとなく、「男性社会」「年齢層高め」というイメージがあったんですが、まあ偏見でしたね（笑）。最初に不安に感じていた部分は仕事を重ねる中で払拭され、多くは勘違いだったと分かりました。頑張ったぶんだけ稼げる歩合制。乗務中は一人きりだから、自分のペースで働くことができる。性格的に合っていましたね。

先程「安定した仕事」を求めていたという話がありました。タクシードライバーは高収入を目指せる仕事ですが、一方で「歩合制」＝「安定」とは結び付かないような気もして…。

安定重視の方こそ、ｋｍタクシーで働くメリットがあるんです（笑）。確かに、安定志向の人はドライバーの仕事に不安を感じる側面があるかもしれません。ｋｍタクシーには、そんな人にお勧めの「ジョブトレーニング（社内インターンシップ制度）」や「職種変更」などの制度があるんです。ドライバーでガツガツ稼ぐという世界に挑戦し、ジョブトレーニング制度で各部署の仕事を経験。総合職の方が向いていると思えば、職種変更でドライバー職から内勤の仕事へ移るという選択肢も。ｋｍタクシーに入社すれば、様々な未来を思い描くことができると思い、それが決め手になったんですよね。で、安定志向だった私がドライバーとして働いた結果「タクシードライバーが向いている！」と思えているわけです。挑戦してみる価値、あると思いますよ！

落ち込んだ時は成功体験で上書き！モチベーションの作り方。

タクシードライバーの仕事に前向きに取り組む能登さん、乗務が始まって丸2年が経ちますが。

様々な仕事を経験しましたね。「銀座から高崎まで！」という長距離の仕事もありました。そんな中、正直なところ思い出したくない仕事もあって…。

いえ、どんな仕事でも失敗談はつきものですよね。

お客さまから厳しい意見をいただく機会もあり、それがトラウマになってしまった時期もあって。ちょっと憂鬱な気分になってしまったので、上長に相談してお休みをいただいたんです。後日気持ちを作り直して、乗務に臨んだところ、自分の思うように仕事を進めることができたんです。気持ちを作り直すこと、成功体験を積むこと。これが大事だと身に染みて感じた瞬間でした。その日から、落ち込むような出来事があれば、とにかく次のお客さまを探して、成功体験で上書きをするように（笑）。「うまくいった！」という経験を積み上げて、モチベーションを作ることができれば無敵です！

上書き作戦で、モチベーション維持！次のお客さま、次のお客さま…と連続で続いていく仕事だからこそ、一人ひとりのお客さまと向き合うごとに切り替えが大切なのですね。

さて、今後のビジョンについてお聞かせください！

ぼんやり考えているのは…数年ドライバーとして経験を積み、総合職への職種変更というキャリアステップが理想です。ｋｍタクシーの総合職においては、タクシードライバーとしての経験が活きる機会が多いと聞いています。一方で、PCスキルなど基礎的な事務作業のスキルが即戦力になることも事実です。「先程触れたジョブトレーニング」は、この双方の繋がりを理解する機会でもある…と思うんです！ドライバーを経て各部署の仕事を経験することで、「あ、ドライバーのスキルってここで活きるんだ…」と感じたり、「内勤の仕事が始まったらこういうスキルがいるのか…」と事前に知ることができたり。ドライバーから他の企業への転職…となるとハードルが高いと思いますが、ｋｍタクシーなら、同じ会社にいながら様々な選択肢を選ぶことができます。自分自身、これから一体どういう道を進んでいくのか…たのしみです（笑）。

本日は貴重なお話をありがとうございました！