新卒入社・女性タクシードライバー、就職活動の軸は「人の役に立つ」仕事。タクシー業界と「社会貢献」の繋がりとは。
山口 さん 【 2018年 新卒入社 】
国際自動車 羽田営業所 タクシードライバー視野を広げて就職活動。
キーワードは「社会貢献」
まずは、入社のキッカケについて教えてください!
大学生時代は文学部に所属していました。周りの同期たちの進路は幅広く、日本語教師、外国人教育の世界に進む人や、出版社に進む人がいましたね。その他、学部に縛られず、一般職に就く人も多かったです。私はあまり周りに流される性格ではなく…インターンシップや就職活動では、住宅メンテナンスの会社であるとか、害虫駆除の会社であるとか、いわゆる専門職のような少し変わった企業に注目していました。
幅広い視点で、企業を探していたんですね。そんな中でも、「こんな企業で働きたい」といった就職の「軸」はあったんでしょうか?
「社会貢献」というキーワードを常に意識していました。何のために働くんだろう、という根底の部分を掘り下げると、お金を稼ぐことだけじゃなくて「人の役に立つ」ということに行き着く気がして。そう考え始めると、自然とさまざまな企業に目が行くようになったんです。住宅メンテナンスの仕事は、人々の暮らしを守る仕事。害虫駆除の仕事は衛生環境・安全を守る仕事。一見、自分には縁のない世界と感じてしまうような会社も、意外と身近に感じられる一面があって。
なるほど。就職活動の幅が広がる、いい考え方ですね!
いくつかインターンシップに参加させていただいたんですが…その一つが国際自動車(kmタクシー)で。国際自動車のインターンシップは未来のタクシー業界がどんなふうになっているか…それをドラマ仕立てでプレゼンテーションするという一種のエンターテインメントのような空間で(笑)。どんな仕事も社会貢献に繋がるという捉え方に加えて、どんな仕事も面白くできるんだな、と!
なんと!kmタクシーのインターンシップに参加されていたんですね。kmタクシーに興味を持ったキッカケは何だったのでしょう?
各イベント会場や大学内で開催されている合同説明会に参加する中で、偶然出会ったんです。偶然出会ったというか、採用課のメンバーの方々の熱量が凄まじく、その声掛けに惹かれたというか(笑)。もちろん、それまではタクシー業界についてはまったく知らず。ぶっちゃけ、「おじいちゃんがやる仕事」みたいなイメージを持っていたというのが本音です。ただ、採用課の方々のお話を聞く中でやっぱりタクシードライバーもまた「人の役に立つ」仕事だと実感するようになって。どんどんタクシー業界の魅力に惹かれていきました。
そして、未知のタクシー業界への就職を決意した山口さん。実際に仕事が始まってみて、率直な感想はいかがでしたか?
運転免許を持っていたのですが、ペーパードライバーで…。ですから、本当にタクシードライバーとして乗務に臨めるのか不安に感じる部分もありました。ただ『研修課の力で絶対に運転できるようにする!』…と言っていただけて。プロのタクシードライバーが自ら研修してくださる環境なら、なんとか私もスキルを磨けるのでは、と思い切って研修に臨みました。『運転に不安がある状態であれば安心できるまで独り立ちさせない』そうはっきりと言ってくださったことで安心できました。
ドライバーとしてのスキルを磨く日々。運転への不安は解消されましたか?
研修を経て、ドライバーとしての一定のスキルを身に付けられたのですが、それでもまだ苦手分野はありまして。元々負けず嫌いな性格なので、どうしたら失敗を減らせるのか追求し続けました。前向きに乗務に臨んでいると、自然と周りのドライバーの方々も親身に寄り添ってくださって。皆さまのサポートあって、少しずつ成長を重ねることができました!
車椅子のお客さまとの出会い。タクシードライバーは「個人にまっすぐに向き合う仕事」
ドライバー経験を積む中で印象的だったお仕事のエピソードを教えてください!
昨年、はじめて車椅子のお客さまをお乗せしました。予約が入っていたわけではなく、偶然街中で手が挙がって…。目的地はなんと長野県。片道3時間の道中、お客さまから気さくにお話しいただき私自身幸せな時間を過ごすことができました。到着した時、現地は雨が降っていて足元が悪く、スロープ等のサポートもない状態。お迎えの方がいらっしゃっていたのでご協力いただきながら、無事お送りすることができました。初めての経験、タクシーでの長旅…印象に残っているエピソードですね。
なるほど、それは先程触れていた「社会貢献」「人の役に立つ」という点に通ずる所があるように感じます。
そうですね。「この状況で、この人のために」と個人にまっすぐに向き合う仕事って、素敵だと思います。お客さまとの出会いは一期一会で、どんなお客さまと出会えるかその瞬間まで分かりません。この業界ならではの面白さだと思います!
さまざまなお仕事を経験する中で、ご自身ならではの仕事のこだわりポイントも、生まれているのでは。
いつも持ち歩いているこだわりのグッズがありまして…クッションですね。身長が高い方ではないので、クッションで目線の高さを調整して、安全管理ができるようにしています。クッションは仮眠の時にも使っていて…タクシードライバーは隔日勤務という少し特殊な働き方でなんです。簡単にいえば、一度の出勤で二日間分働いて、二日間分休むというようなイメージ。長時間の勤務となるため、休憩時間の過ごし方はとても重要ですね。後部座席なら、しっかり睡眠を取ることができるので…!眠気があるまま仕事すると、これまた安全管理に支障がありますから。
すべては安全管理に通ずるのですね…。そんな山口さん、その他に安心・安全を担保するために取り組んでいることはありますか?
「急」の付く行動をしないように心掛けています。急発進、急停車…急ブレーキ。「急」な対応は事故に繋がる要因になってしまいます。一見、当たり前のことなんですが、こういった当たり前のこと程、蔑ろにされてしまうもので。特に、仕事に慣れてきた頃に忘れてしまう人が多い印象です。常に初心を忘れず、仕事に臨んでいきたいと思います。
自分の可能性を広げる「ジョブ・トレーニング」。その上で、私はドライバー一筋の道を選択。
新卒入社からしばらく経ちますが、正直な所転職を考えたタイミングなどありましたか?
そうですね、コロナ禍の関係で業界の雰囲気がガラッと変わってしまった時期は、「転職」の二文字が頭をよぎったこともありました。ただ、あの時期はどの業界も同じ状況で…そう考えると当時のkmタクシーは業務を縮小しながらも一定の仕事を維持していて、その上お給料もいただけている…。他の業界・職種に比べれば、かなりいい条件で働き続けることができていたんです。
業界の強さに気付いた瞬間。それ以降はkmタクシー一筋で。
そうですね。今に至るまで、転職を考えることはなく…転職どころか、タクシードライバーという職種から離れるイメージもありません。ずっとモチベーションを維持し続けているんですよね。kmタクシーには、社内の他部署・他職種を体験できる「ジョブ・トレーニング」という制度が設けられているんですが、一度そのシステムを利用して研修課の仕事を経験したんです。
その経験を経て内勤の仕事へ職種変更を選ぶ人もいるんですよね。
ジョブ・トレーニングは非常に有意義なもので、自分の可能性を広げるキッカケになりました。その経験を経て結果的に、私は「タクシードライバーとして突き詰めたい!」という思いがより強くなったのですが…。ただ、これは他の仕事を経験したからこそ気付けたこと、私なりの答えだと思います。職種変更を視野に入れている人も、タクシードライバーを続けたいという人も、kmタクシーならさまざまな可能性に気付くことができますよ!
本日は貴重なお話をありがとうございました!
国際自動車をお勧めする理由
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他社より稼げる環境
国際自動車のタクシードライバーの平均年収は業界の中でもトップクラス。転職で収入を下げたくないという方、正社員で高収入をキープできる道が国際自動車にはあるのでご家族も安心です。
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不安を取り除く支援制度
配属後、6ヶ月間は30万円(日勤月給23万円)の給与補償制度がありますので、余裕を持って稼ぐコツを身に付けたり、地理を覚えることができます。
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正社員なのに選べる働き方
ライフスタイルに合わせて、昼間だけ働く日勤、2日分まとめて働く隔日勤務という2つの勤務スタイルから選ぶことができます。
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